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アブラガニとタラバガニの見分け方について


タラバガニと言えば、美味しいカニの代表格ですが、実はお店で売られているタラバガニは2種類あります。
よく、「本タラバ」という名称で販売されているタラバガニがいますが、これは「本物のタラバガニ」という意味なんです。
でも、普通の人にしてみれば、「本タラバ」じゃなくてもタラバガニとして売られていれば、タラバガニだと思ってしまいますよね。

 

タラバガニにそっくりなのは「アブラガニ」というもので、ボイルをしてしまうとまったく同じ姿形になってしまいます。
しかも、生物学上では同じ「タラバガニ科」になるので、一般人では見分けることが本当に難しいのです。

 

ただし、タラバガニとアブラガニの仕入れ値は3分の2も違い、アブラガニを「タラバガニ」として販売すれば、その業者さんは大儲け出来るんですね。
現在では、水産省からの指導で、表示名称を生物学上の名称で表すようになりましたが、
今だに一部の業者はアブラガニをタラバガニと言っているところもあります。

 

このように見分けるのが難しい両者ですが、誰でも分かりやすい大きな違いがあります。
それは、甲の中心部にある突起物の数なんです。
アブラガニは甲の中央突起物が4つ、タラバガニは6つなので、甲羅を見れば分かります。

 

もし、通販でボイルしてある足だけを購入した場合には、第二関節まで色が付いているかどうかがポイントです。
タラバガニは第二関節まで色が付いていますが、アブラガニは綺麗に真っ白です。

 

このように、体にあるちょっとの違いを知っておけば、アブラガニとタラバガニを見分けることが出来るでしょう。